今日はまたまた4時ごろに起床。
気がついたら、布団にも入らず、電気も消さずに寝ていたようだ。
いかに疲れているかがわかる。 まぁ非日常がこれだけ続けば、そりゃそうだよね。^^;

そんなに早く起きる必要もないが、なんだか早く起きてしまう。やはり緊張状態が続いているからだろうか...。

ホテルの朝食はこちらもパンとチーズ・ハムがメインのコンチネンタルスタイル。
チーズの味が日本で食べるそれと似ている。やはり慣れた味の方が安心できるね。

天気は曇り時々晴れの予報だったが、ベルギーの天気がわからないので、一応折りたたみ傘を持っていく。

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9:01発のThalysに乗るため、8時20分ごろにNord駅に向かって歩いて行く。メトロに乗ると乗り換え1回で5駅もあるが、斜めに歩いて行くとそんなに時間が掛からない。15分ほどでNord駅に到着した。日中はゴミゴミしているパリだが、早朝は静かで気持ちいい。

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Thalys2等席は、進行方向に向いている2+2列シート(日本の特急と同じ)なので、2人で乗るにはこれが快適。
元々はこの30分前の電車に乗りたかったのだが、この電車も満席状態。Thalysもなかなか予約が取れないものなんだなぁ。

1時間20分ほどまたフランスの農地を駆け抜けて、ブリュッセルMIDIに到着した。
ここからアントワープまで乗り継ぐが、50分も時間があったので、ブリュッセルの街を少し歩いてみる事にした。
構内の時刻表をみると、次のアントワープ行きもCentral駅に止まるようなので、MIDI駅からCentral駅に移動する。電車で4分程度だ。
ヨーロッパは全体的に高速列車が止まる駅と、市街地に近い中央駅に分かれていることが多いようだ。

ブリュッセルで観光案内所を探したが、簡単には見つからない。
後で気がついたが、こちらではインフォメーションというのは大体旧市街地付近にあるもののようだ。
そんなに時間がないので、駅周辺をフラフラと歩いてみた。 駅周辺を歩くだけで、ベルギーらしい町並みが感じられる。
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ベルギービールの看板も結構見つかるもので、この後のビールに期待が持てる。^^;

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ベルギーはフランスの隣の国だけど、文化の違いや建物の違いがすぐに分かる。ショーウィンドウを見ていてもいかにもベルギーらしく、飽きない。


30分ほど時間をつぶして、今度はアントワープ行きのICに乗る。アントワープまで40分程度と、普通の快速列車に乗っているようなものだ。
限りなくオランダに近づくので、以前ケルン−アムステルダム間で見たように風車が出てくるかと思ったが、目に入ったのは1つだけだった。場所が変わるとあまりないのかな?
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アントワープの駅舎はとても巨大。ヨーロッパの駅舎はこんな文化施設を改修して作っているのが凄い。こんな歴史的な建物なのに、ホームが4階の階層になっていて、各地からの電車が続々入ってくる。


アントワープの駅前を少し歩くと、少し遠くに大聖堂が見えてくる。
あれが日本人に大変有名な「フランダースの犬」の最終回に出てくる聖堂なんだろう。

ここでも観光地図は持っていなかったが、とても分かりやすい街なのかもしれない。といっても目的地はその大聖堂だけで、その後は街の雰囲気を楽しめればそれでいいといった感じの旅だから、私たちには地図はいらないね。(笑)

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大聖堂に向かって歩いていくと、大通りにかかわらず車が走っていないことに気がつく。通りの左右にはブランドのショップが立ち並び、ここはメジャーな商店街といった感じなのだろう。
街は活気に溢れていて、何より関心するのは、ゴミがほとんどないとてもキレイな町であること。
パリがあれだけ汚いので、特にそう感じるのかもしれないが、とても人に優しい町だと感じた。

20分ほど歩いて、大聖堂の前につく。 かなり巨大な大聖堂だ。
大聖堂の中は入り口付近までだったら無料であるが、もちろん「ネロのあの絵?」を見てみたいというミーハーな考えで、お金を払って中に入る。といっても5EUR程度のことなのだが...。

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やはり大きな聖堂なだけあって、ステンドグラスの数がものすごい。また絵画も想像以上にいっぱいあった。
聖堂の一番奥は、フランダースの犬で、最後に主人公ネロが天使に導かれて天国に召されるあのイメージそのものの絵画だ。
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アニメのそれは別として、座ってその絵画を見ていると何か救われるような気になってくる。
西洋の人はこうやって救われていくのかな? 無宗教状態になってしまった私たちとは全然違うんだろうなぁ。

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大聖堂の出口の最後の部屋はなぜかお土産の販売所になっている。
こんな大聖堂でもやはり商売なのね。^^;
ステンドグラスの絵葉書や絵画の絵葉書もある。 そこで見つけてしまった。フランダースの犬に出てくるその絵画と、なんとネロとパトラッシュ(犬)の銅像の写真を合成した絵葉書。
ミミズみたいな日本語字体で「ネロとパトラッシュ」と書いてあった。
これはあまりにキモ可愛「くない」のではないかい?^^ あまりに情けないネロだったので買う気も起きなかったが、せめて写真だけでも撮ってこればよかった。後で後悔。

見るものを見たので、ランチを食べれるところを探す。しかし、なぜかほとんどがオープンカフェなのである。
今日はかなり寒いのになぜかこちらの人はオープンカフェで食事をしている。
気温にして10度ちょっとといったところだろうか。スイスはもちろん寒かったが、こちらも負けじと寒い。
とても外で食べる気がしないので、町の方に戻ってお店を探すことにした。

そして駅近くの洋風プレートを出しているお店に入る。 写真つきでメニューが出ているととても注文がしやすい。
肉をメインにしたプレートと白身魚をメインにしたプレート、それにビールを2つ頼む。
メニューにはビールのメニューはなかったのだが、ビアと言ったら生ビールが出てきた。銘柄は「MAES」。ラガー系の普通のビールだった。
銘柄を指定しなかったら、当たり障りのないベルギービールが出てくるのであろう。

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プレートを頼んだはずだったのに、「ポテトかライスか?」と聞かれていて、意味も分からずライス1つとポテトを1つ頼んだら、出てきたときに驚いた。ライスはサフランライスみないものだったが、ポテトが日本のジャガイモの2回りほど大きな蒸かし芋だった。 こんなに大きいと、これだけでお腹がいっぱいになる。 ヨーロッパはどこに行ってもとにかく量が多い。
 
食事が終わって、まだブルージュ行きの電車が出ていない時間だったので、急いで駅に行ったが、駅のホームが4階建てになっており、階を移動するだけで時間をロスしてしまい、もう一時間アントワープに滞在することとなった。

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アントワープからブルージュにはおよそ1時間20分ほど。フランスとは違った農地の中を走っていく。
オステンド行きの電車は、タイヤのゴムチューブみたいな電車。
とても愛嬌があるが、連結すると蛇腹部分が不要な合理的な電車だった。右の写真はブルージュの駅舎。


ブルージュに着いたのは、16時半ごろ。 かなり遅くなってしまったが、ブルージュの町の中に向けて歩いていく。
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しかし、観光マップがないのでどうも方向が分からない。高くそびえ立つ大聖堂を目印にただ歩いていると、目の前にブルージュの街をボートで巡る観光ボートの発着場が目に入った。
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ブルージュの街は水路が張り巡らされており、旅行の前からボートには乗りたいと思っていたのである。
迷わず飛び込むと、出発する直前だった。ラッキー!

ブルージュのボート観光は最初から素敵。 中世の古い町並みが手に取るような空間に迫ってくる。



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建物は15世紀〜16世紀に建てられたものとボートのキャプテンが解説してくれる。 そんな町並みを残しているなんて、本当に観光に気を使っているなぁと感じる。これはスイスでも感じたことだし、EU諸国でもそれは同じのようだ。
日本のそれは、国宝や重要文化財などの固体は大切に保護しているが、町並み全体をそんぐり保全しているところはないのではないだろうか
このあたりがヨーロッパの古きものを大切にする気質のすばらしさだろうね。

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ボートは右に左に運河を走り抜けていく。松田聖子の「ブルージュの鐘」のメロディが頭の中に流れる♪^^(笑)
 
30分のほどの遊覧だったが、実は15分ほどで十分だった。見慣れると同じ景色だから...。
でも、キャプテンの振る舞いは面白かった。 ほとんどはドイツ語で解説するのだけど、たまに私たちのことを気遣って片言の日本語をしゃべる。^^; 
ボートを降りるとき、こちらから「Thank you!」といったのに、キャプテンは「ありがうござぃました。 おっやすみなさい〜」と、どこで覚えたのか不思議な日本語を話していた。^^; でも愛嬌があってとてもいいサービスだったなぁ。

ボート乗り場を出て、大聖堂の方面に向かう。
ここもマルクト広場が有名な観光ポイントとなっているが、どこにあるのか地図を持っていないのでさっぱり。
そのうちひょっこりマルクト広場に出て、有名な鐘楼が目に入る。 ここは階段で登れるはずだが、18時ですでに閉まっていた。
やはり早く来ないとダメね。^^;

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後で気がついたのだが、ヨーロッパでは「マルクト広場」というものが至る所にある。英語ではMarketと書いているので、つまり昔の市場ってことなのね。単にオランダ語の発音で「マルクト」と読んでいるだけなんだろうね? 違うかな?

 
まだ1時間ぐらい、この街で遊んでいられたんだけど、昨日スイスの電車遅れで痛い目にあったばかりなので、早めにブリュッセルに戻ってベルギービールを飲むことにした。

ブルージュの旧市街から駅の方面に少し大きな道路から回っていくと、小さな遊園地が目に入ってきた。

ブルージュの旧市街の中世の静かな雰囲気なのに、ここには絶叫マシンがずらり。観覧車は日本では想像もつかないほどの速度で回っているし...。^^; (あれは観覧車ではなかったのか...?)動画で撮ってこればよかった。

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とにかく、文化を守るところと生活の利便性を旨く切り分けている街だった。


ブリュッセル行きの電車の出発までまだ時間があったので、ベルギーワッフルなぞを買ってみて電車で食べてみた。
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すっごく美味しい〜! ブルベーリーワッフル1個なのだが、2人で食べても十分な量なのである。 
すごく満足したなぁと思いつつも、電車が一向に出発しないのに気がつく。

プラットホームの電光掲示板に「+10」といったような赤文字が見える。
ん? 電車が遅れ出している?
構内放送で、何か行っている。 が、オランダ語でしゃべっているらしく、何を言っているのか分からない。
「+10」といった表示が「+15」と増えたりもする。 これはダイヤが乱れ出しているが確かなようだ。

こうなるとこの電車がいつ出発するかである。 この電車の電光掲示板は何も変わっていない。 ということは例え遅れたとしても優先してこの電車が出発することなのか? 

車内の他のお客もどうなるのかとキョロキョロしている。
ブリュッセルで2時間の余裕を考えてあったが、それ以上もし遅れたら、パリに帰れないじゃないか...。--;

そう頭によぎったとき、車内アナウンスで何か話し出した。 くそ!またオランダ語である。わかんねぇーじゃないか。(怒)
そのうち英語でしゃべり出した。

話によるとこの先のゲントで何かあったらしい。 その後、この電車より先に次に向かいのホームに入る電車が先にブリュッセルに行くようなことを言っている。
その後どうなるのか分からないが、急いでホームに出た。 どんどん列車から人が出てきて、ホームが人で溢れてきた。
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そのうち今までの電車の掲示板が「+45」となり、次の電車がホームに入ってきた。
これだけの人が電車に乗るのだから、さぞ席がいっぱいになるかと思ったが、1等車はそれほどでもなかった。こんなときユーレイルパスは有難い。 もう一つ有難いことに電車は人を乗せてすぐに走り始めた。
 
やっと安堵。^^; 昨日の悪夢が.. にならなくって良かった。

 
ブリュッセルには30分遅れほどで到着する。
ブリュッセルの旧市街地の酒場でベルギービールを...と思っていたが、ブリュッセルCentral駅まで電車を使うため、帰りのThalysに乗れなかったらと思うと移動する気になれない。
ブリュッセルMidi駅のそばで、どこかビールを飲めるところを探したが、あたりが薄暗くなり始めていたことと、旅行者にも安全なお店が見つかりそうにもないので、駅舎内のカウンターバーに入ることにした。

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このカウンターバーの棚にベルギービールの瓶が並んでいたので、シメイとオルヴォーを注文する。
く〜ぅ〜! これがまた美味しかった〜。>_<   
330mlの小さなビールだけど、アルコール度数が8〜9%もあるので、1本でもかなり酔ってくる。
ベルギービール三昧にはならなかったが、これはこれで十分に満足した。

もう少し時間があったので、ピザ屋で分厚いパン生地のピザを買って食べた。 些細なものだけど、めっちゃ美味しい〜!
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帰りのThalysももちろん満席。 やはり遠距離の電車はなかなか予約できないもんなんだなぁ。
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Nord駅に着いたのはもう23時も回っていたので、駅からはタクシーでホテルに戻る(8.90EUR)

ホテルに帰ってテレビを見ていると、アイスランドの噴火のニュースをちょっとだけ写していたような気がした。
噴煙が大西洋とスペインに掛かっている図が写し出された。
フランス語で何言っているのか分からないが、再噴火したのは確かなようだ。
 
ただ、ほんのちょっとしか取り上げられなかったから、気にもしなかった。 それよりユーロ大暴落のほうが大きなニュースとなっていた。