今日も4時ごろに眼が覚める。

今日は雨でもクライネシャイデイックを往復すると決めていたが、夜明けと共に放送開始したユングフラウLIVE映像を見て、少し気持ちが揺らぐ。
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 ユングフラウLIVE映像は、5定点ほどのLIVEカメラをリアルタイムで流している、フィルストやメンリッヒエンなどの2000m強の地点は相変わらず視界40mほどだが、なんとユングフラウヨッホのLiveはメンヒやアイガーの姿をはっきり映していた。

その姿を見る限り、なんと雲海の上に顔を出しているのである。
シルトホルンのLiveも確認するが、まだ誰もいないからなのか映像が出ていない。
ただ言えることは、クライネシャイディックは霧の中だが、ヨッホやシルトホルンまで上がれば、山々が見える可能性が高いということ。

このまま天気がどう変わるか予想はつかないのだが、少しでも可能性をと急遽行き先の変更を検討する。
変更したといっても時間的に大丈夫なのか、急いで調べる。ヨッホまで行くと12:01発のバーゼルSBB行きの電車に間に合わない。
でも、シトルトフォルンだと、なんとか10時24分にOstに到着できることを確認した。 これなら11時のチェックアウトにも間に合うし、お土産を買う時間もできる。

決まってしまってからは早い。ホテルで朝食を取ってからゆっくり... という計画はもちろんやめて、6時35分発の電車に乗るべく
6時過ぎにインターラーケンOstに向かう。 駅の窓口でシルトホルンの往復を頼むと、若い窓口のお姉ーちゃんが面倒くさそうに対応してくれる。 手製の時刻表をペンで指し示して、ルートを説明しているのだが、それでは最短で帰っても11時になってしまう。
自分の調べた時刻では、10時24分にはインターラーケンOstに戻ってこれる予定なのだが、手製の時刻表にはそう書いていない。
ちなみにその時刻表の始発は7時05分となっているし...。なんかおかしい?0506-31

わけがわかんないが、その姉ーちゃんに英語で聞けるわけもないし... しぶしぶ窓口を去る。
とりあえず6時35分発の電車に飛び乗る。
電車が出発しても、手製時刻表と印刷の時刻表を見比べる。 手製時刻表では行きは登山電車ででミューレンまで登るのになぜか帰りはバスで帰ってくることになっている。 なぜ?なぜ? 
帰りは登山電車は乗れないの???
 
手製時刻表ではミューレンで乗り継ぎ40分となっているが、通常の時刻表では16分後のシルトホルン行きのロープウェイに乗れそう。
ブログでも登山電車ミューレン終着駅から、ロープウェイ乗り口まで15分ほどと書いてあったので、これは本当は乗れるのでは?

見比べていてなんとなく分かってきたことは、ミューレンで余裕を持て乗り換えさせるような時刻表なのでは?

0506-3とりあえずBOBをラウターブルネンで降り、ミューレン行きのロープウェイに乗る。ロープウェイからラウターブルネンの町を見ても、この通り。
この時点では、まだまだ雨の中なのである。
でも、心の中で「上界は晴れている!」と信じていた。


0506-4ロープウェイから登山電車に乗り換え、ミューレンに向かう。
雪の山肌が見えてくる。 これは晴れるか?^^


ミューレンに到着し、足早にシルトホルン行きのロープウェイ乗り場を探す。時刻表では乗り継ぎの電車になっていなかったが、自分たちの足では9分程度しか乗り換えに時間がかからなかった。
つまり、16分で十分に乗り換え可能だったのである。予想は当たった。

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スイスのロープウェイすごく大きい。新穂高ロープウェイの1.3倍くらいの面積はあるだろうか?(新穂高ロープウェイは2階建てだが..)


繁忙期にはいっぱいになるだろうこのロープウェイも私たちと西洋人の老夫婦の二組だけだった。
おかげで、あっちに行ったりこっちに戻ったりと、写真が採り放題。

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ミューレンの街が小さく見えるようになると、山肌が真っ白になってくる。
この山肌を見るだけでもここに来て良かったと思う。 霧の中を暫く登って、朝日の方向に薄く三角の黒いシルエットが浮かび上がる。
「アイガーだ!」 そうアイガーを顔を出したのである。 今回の旅行はアイガーを見たくってスイスに寄ったのだから、シルエットを見れただけでも感動的である。
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そのうちもっと高度が上がり、途中駅のビルグに到着する頃には、すっかり霧が晴れ、アイガー・メンヒ・ユングフラウと目の前に現れた。 西の方向は青空も見えるようになってきているから、天気が回復傾向にあるのは間違いない。

ビルグから5分ほどの待ち合わせで、シルトホルン行きのロープウェイが発車する。ビルグからはシルトホルンが見えている。
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あと300mほどの標高を上げるだろうか。 だた、ここは支柱が一本もなく、大きな山峰を渡る強大なロープウェイ。
ロープウェイも交互入れ換えではなく、一つのカーゴだけが移動するといったもの。

5分ほど乗っただろうか。すぐにシルトホルン(2971m)に到着した。
先ほどよりどんどん青空の面積が増えているのがわかる。 もう最高である。
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急いでテラスに出て行く。昨日雪が降ったのだろう テラスの上を歩くと、昨日の積雪分沈む。
ここも夏には多くの人でごった返すのであろう。 でも、今日はほぼ貸切状態である。
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本当は天気が悪かったら、30分後の帰りの便ですぐに帰ろうと言っていたのだが、もちろん1時間はゆっくり満喫させてもらった。
もし、帰りの電車を気にしなくてもいいのなら、何時間もここにいたかもしれない。
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ここから見えるほとんどの山々を見ることができたのだが、実はマッターホルンも遠くに見えているらしい。
ただ、この方面だけはなぜか小さな雲がかかり、最後まで見ることができなかった。 昨日見ることができなかったマッターホルンが見えれば、パーフェクト!だったのに....。 前日まで大雨ですべてを諦めていたのに、人間って欲深いものである...。^^;
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少し時間があったので、上階のレストランに行ってみた。
こんな時間に営業しているわけないと思っていたのに、実はレストランは営業中。
007モーニング(007の映画をこの場所で撮影したみたいで、なんでも007が付いている)みたいなバイキング方式のメニューが
あったが、1人26.00CHFもする。そもそもそんなに量がほしいわけではないので、クロワッサンとフランスパン、コーヒーを頼む。
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これで2人分で8CHF。 とても安いし、これで十分。 朝なにも食べていないので、すっごく体が暖まった。おいしい朝食に、どれだけ
見ていても飽きない眺望。本当に幸せである。 ちなみにこのレストラン、窓側の席が回転式になっていて、ゆっくりと回っている。
全方向を眺めることができる意気な演出である。しかし結構ゆっくり回っていたので、どれだけ座っていれば1周するのか不明だった。
あの速度だと、1時間弱はかかりそうである。(^^;

帰りの時間が決まっているので、1時間の滞在して帰りのロープウェイに乗り込む。
ビルグに到着して思ったが、ここからはアイガー・メンヒ・ユングフラウの山頂部がはっきり見えている。シルトホルンにいた頃は
少し山頂部に雲がかかっていたが、ここでは3山の雲が晴れている。どうもシルトホルン3山の間に小さな霧が存在したらしい。
本当は時間があればビルグでもテラスにでてゆっくりするのが良かったのかもしれない。 これも時間がないので残念。

すべて贅沢な残念なのだが...。 クライネシャイデイック方面を見るとずっとガスの中のようだった。
もしクライネシャイディックに上がっていたら、何も見えなかっただろうね。 ナイス判断だった。

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0506-17ミューレンに戻ると、ミューレンからもアイガーがはっきり見えている。 明らかに天気が回復している。


予定とおり10時半にインターラーケンに戻り、ホテルに戻る。
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部屋に戻ってユングフラウLiveを見ると、なんと先ほど行っていたシルトホルンが映っているではないか。ほんの1時間半前にそこに立っていたなんて、ちょっと信じられない。^^;
今の時間は、もう多くの人が上がって景色を楽しんでいるみたいね。 私もLiveカメラの前で手を振っていたので、「もう登っているやつがいるー!」と、それを見てみんな上がってきたのかな?(笑) そんな訳ないか...。^^;

ホテルをチェックアウトしてお土産屋さんに行く。昨日、ショーウインドウ越しに買いたいものを決めていたので、ショッピングにもそんなに時間が掛からなかった。



電車までまだ時間があったので、残りの小銭を全部使い切ろうとCOOPに入る。 
少ない小銭だったが、パン3つとレモンティが買えた。これで残りが、0.20CHFとなった。 ここまで使い切ると爽快である。
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バーゼル行きの電車はまだ出発時間になっていなかったが、お腹もすいていたので、買ってきたパンを食べながら、今日到着するパリの行動予定を考え始めた。

ふと気がついた。 12:01になっているようだけど、なぜか出発しない。
乗る電車を間違えたのか? プラットフォームの電脳掲示板を見ても、この電車であっているようだ。
なぜ? そういっているうちに、ドイツ語で車内アナウンスが流れる。 ドイツ語だと全然聞き取れない。
10分ほどしただろううか? ようやく英語のアナウンスが流れる。Spiez駅でなんかあって、遅れていると言っている。
これでは次のTGVが間に合わないではないか...。
TGVは全席指定だから、乗り遅れたらどうなるの? パリに戻れるの? またまた不安になってくる。
 
30分くらい経っただろうか。Westの方面から次々と電車が入ってきた。
それを待ったようにようやく発車する。しかし、30分遅れには違いなく、予定していたTGVには乗れない。さてさて...。

0506-23検札に車掌さんが回ってきた。最終行き先をパリと告げ、TGVのチケットを見せると、バーゼルのチケットセンターで次のTGVに変更
できると言っている。次のTGVは2時間後と言っているので、時刻表とも合っている。ハンディ端末を見て言ってくれているので、多分、空きがあるのだろう。 チケットの交換には乗り換えの階段を登って、駅の一階に降りて、右に真っ直ぐ行ったチケットセンターで変更してくれと言っている。(そう言っているようだ。多分(^^;

パリに到着するのも予定の2時間遅れの19時半ごろになってしまうが、このチケットを交換してくれるとのことで、まぁ一安心。
 
0506-24バーゼルSBB駅に到着して、先ほどの車掌さんに言われたとおりに進む。1階の右手に窓口があったので、そこに並んで聞いてみたが、一旦払い戻して、新しく買うしかないと言われる。車掌に大丈夫と言われたと伝えても、フランスで発券されたチケットはSBB(スイス国鉄)では払い戻しができないと言われる。 そもそもそちらの都合で遅れたのになんでこんな扱いなの?

話が通じないとあちらも思ったのか、奥のチケットセンターに行ってくれと言われ、今度はそちらで聞いてみる。
そちらでは老年の紳士が対応してくれたが、どうも同じことを言われてしまう。 ここでも通じない。 いい加減胃が痛くなってくる。
下手な英語で話していても細かな部分で意思の疎通がどうしても取れないので、紙にインターラーケンからの電車が30分遅れた旨を書いて話を伝えると、「From Interaken? OH!」とやっと通じた。 私たちどうなるの?と不安を感じたが、ようやく伝わった。

0506-25やっと次のTGVの座席を探してくれたが、2等席はもう満席らしく予約ができない。 迷子の子猫を可愛そうに思ったのか、1等席のチケットを発券してくれて、2時間の待ち時間も大変だからと、コーヒーチケットも渡してくれた。
本当に有り難かった。^^

どっと疲れたが、2時間もやることがない。せっかくならとバーゼルの街に出てみる事にした。 しかしこれまでのスイスの街と全然違う。殺伐としていて、観光できるところがありそうにもない。観光インフォメーションも見つからない状態だったので、観光は諦めて大人しく待つことにした。

0506-26帰りのTGVも満席だった。急遽この便に変えてもらったのでケロぴーと私は離れた席となってしまった。最初は空いていて並んで座れていたが、ストラスブルグでいっぱい乗ってきて、後で聞くと4人席で足が伸ばせなくって大変だったらしい。やはり列車はいつも満席なのね。 帰りのTGVの3時間半は大変だった。

予定の時間より2時間後の電車に乗ったせいで、パリに着いたのが19時半。
今度はまた新たなホテルにチェックインしないといけないので、早く移動しないといけない。
メトロでカルネ(11枚綴りの回数券)を購入してすぐに近くの駅に移動した。 0506-28移動したは良かったが、地上に上がってみると方向感覚が
まるでなし。パリの道は放射状になっていて、6差路が当たり前。 さて地図で見てもここは駅のどちら側に出たの?状態^^;

少し行き来してようやく地図と実際の道が一致した。


0506-27今度のホテルは値段も手ごろで評価が高いはずだったが、実際に部屋に通されてみると、結構狭いし、アメニティーも充実しているとは決し言えない。。
スイスのホテルが良かっただけに、これはガッカリだった。

電車遅れが影響して、もうこの時点で20時半。 なんでもいいから食べたくて外に出た。
 この界隈はいろんな食べ物屋が並んでいて苦労はしない。 そんな中、ふと日本語の看板が眼に入る。看板には「福田」と書いてある。
 が、店の看板は「SAKURAYA」と書いてある。 日本語が無茶苦茶である。 でも、もうチーズとパンには飽き飽きしていたので、
 このお店に入った。 あまり美味しくないとしてもお米が食べれるのは嬉しい。

 お店では握り寿司と焼き鳥(串)のセットを頼む。なんとも不思議な組み合わせ?^^
 でも味はかなりGood!だった♪ 寿司はわりとしっかりしたものだったし、串焼きは十分に旨い!
 お米を食べることができて大変満足。 これにビールを頼んで(なんとビールはキリン一番絞り)、しめて34.20EUR。
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しかし、一つ不思議なところがあった。握り寿司は普通に出てきた。ガリも付いていてとても日本的。これは納得。
次に串焼きと共に茶碗に入ったライスが出てきた。 ^^???  ん? ご飯? これは何?
当然握り寿司もお米だから、お米+お米なのである。  ん〜ん、これがフランス流日本食というものなのか?

ホテルに戻る前に酒屋で水1.5L(2.00EUR)と ビール(2.80EUR)を買って帰った。 この値段もいたって普通。

今日もいろいろあったなぁ〜。 スイスの3000mの山にいたのが遠い昔のように感じられるほど、1日が長かった。

いつ眠りについたかわからないが、また泥のように眠る。